『太陽が沈まない』いち日ってどんななの?

先月、バタバタと渡航の支度をして京急で夜の羽田空港に向かい、フィンエアー機上の人になりました。
羽田空港からフィンランドのヘルシンキ・ヴァンター国際空港まで直行便のフライト所要時間は、ロシア領空を回避するため従来より長くなって、往路が12時間45分。
この便にはバスケットボール女子日本代表国際強化試合を終えたばかりのハンガリーのナショナル女子バスケットチームが同乗してて、ボクの隣のシートのアスリートには流石にエコノミーシートは狭すぎるようで、かなりツラそうでした。

キャンプ気分 ヘルシンキ郊外の湖のある美しい森へ

ヘルシンキ空港に着いたのは早朝の4時30分。
そこから地下鉄でフィンランド首都ヘルシンキの中央駅まで鉄道で約1時間。
中央駅からスーツケースをゴロゴロ曳いてホテルに荷物を預けて、フィンランド初日はヘルシンキの郊外エスポー市にある自然保護区の爽やかな森を散策するフォレストツアーに出かけました。

ヘルシンキ中央駅でガイドの栗田さんと合流して、路線バスに一時間ほど乗って市外まで行き、ガイドブックには大々的に載っていない自然保護区の美しい森をブルーベリーを積みながらの散策、栗田さんの地元目線での案内でゆっくりと湖畔の緑道を進み、BBQ小屋で地元の人たちと一緒にマッカラ(ソーセージ)を焼いてランチです。

BBQの薪割りもセルフで初体験

BBQの薪割りもセルフで初体験

ソーセージグリルとシナモンロール、ちょっと苦めのコーヒーで一息

初めてフィンランドに着いてからまだ半日と経っていないのに、爽やかな森の空気をたっぷりと吸い込みながら、チョット苦めのホットコーヒーをすすっているとなんとも何年も前からこうしているような不思議な感覚になりました。午後2時に本数の少ない帰りの路線バスに乗り込み中央駅に戻ったのが午後3時。
駅周辺を街ブラしてヘルシンキ中央図書館を発見!トイレを借りがてら館内を探索、日本書コーナーをチェックして、午後5時、ホテルに戻ってチェックインして部屋に入ると、急に疲れがドッと沸きだしてベッドに倒れ込んだらそのまま撃沈してしましました。
目が覚めると腕時計は午後8時ーでも窓の外は明るく初夏の午後の陽射しがまぶしい。お腹が空いた、、、よし街に出よう!

「沈まない太陽」そうなんです、フィンランドでは夏になると1ヵ月以上も白夜が続き、夜でも昼と同じ位の明るさが続くのです。
の太陽が最も輝くのは6月と7月。
そして今日は『夏至祭』前夜なのです。

エール系のビール一杯12ユーロ フィンランドの物価は高い

チリコンカンとアボガトデップをトッピングしたナチョスは18ユーロ!

この時間、9時をまわっても赤みを帯びた黄色い光に包まれたヘルシンキの街は観光客でにぎわっていてボクもジモティぽい客に混じって、日影が涼しいオープンカフェでナチョスとビールでオツカレサマー白夜にkippis乾杯!

【こぼれ話】
旅にトラブルはつきものですが、まさか!の事態の第一弾は
スマホが使えない!!

出発前にAmazonで購入したSIMカード2枚

ヘルシンキ空港について、真っ先にスマホのSIMカードを入れ替えたら、、、アレ?認識しない、オカシイ、どうして?
うーん真っ青。
グーグルマップもホテル予約もフォレストツアーの待ち合わせもーあースマホが使えないとなると、、、とりあえずフリーwifiで。
この日一日原因がわからずずっと不安のまま過ごしたのでありました。

(次回ヘルシンキ街ブラ2日目ーつづく)

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