2022年ももう最後の月ですね。
師走って「師」=お坊さんがこの時期に東に西に忙しく読経をしに走り回る時期だから、
そう呼ばれるようになったとか。
このところ、月日が経つのが早く感じます。
先日、高円寺の『ちんとんしゃん』で演った『浮世絵倶楽部』は、かつて浅草にあったアミューズミュージアムで2009年から10年間、月イチで毎週木曜日に開催されていた『UKIYO-Eナイト 建蔵のさんもく会』が江戸噺ライブ『浮世絵倶楽部』になって高円寺にお引越ししてからはや3年になります。
普段は役者の建蔵がその日ばかりは浮世絵弁士に変身し、当時の生活風俗がいきいきと描かれた浮世絵を眺めながら江戸の世界にタイムトリップして、憂き世をウキウキ語るという、粋人の集まりです。
この会のもう一つのお楽しみである「春」の画の紹介も多数。
これが盛り上がるんですよ。
このジャンルの浮世絵をみーんなで鑑賞できる場所は、世界でここだけ、建蔵の浮世絵倶楽部だけなんですもん。
素敵な大人の好事家たちが集う、心地よく秘密めいた、艶めいた夜なのであります。